PHGG情報センターはグアーガム分解物についての情報をお届けします

炎症抑制

腸炎の抑制

PHGGは腸炎の発症を抑制する

対象
C57BL/6マウス
試験方法
PHGGを5%含む餌を2週間摂取させた後、TNBS(トリニトロベンゼンスルホン酸)投与により腸炎を誘導した後、腸を取り出し、目視により潰瘍の大きさを調べ、損傷スコアを評価した。また、MPO(ミエロペルオキシダーゼ、好中球浸潤の指標)活性を評価し、炎症の度合いを評価した。
結果
腸炎の発症を抑制することが確認されました。

Takagi T, et al. Br J Nutr., 116, 1199?1205 (2016)

肝臓(NASH抑制)

PHGGは非アルコール性脂肪肝炎(NASH)を予防する

対象
C57BL/6マウス
試験方法
コントロール食群、高コレステロール高脂肪食(Ath食)群、Ath食群にデキストラン硫酸ナトリウム (DSS)を経口投与したAth食+DSS群、Ath食+DSS群にグアーガム分解物を投与したAth食+DSS+PHGG群の計4群に対し、8週間後に肝臓を採取し、脂肪肝の評価、肝線維化の評価、肝臓の炎症(MPO(ミエロペルオキシダーゼ、好中球浸潤の指標)活性)の評価を行った。
結果
継続的な摂取により、脂肪肝、肝線維化、肝臓の炎症(MPO活性)が抑制されました。

堅田ら、アメリカ消化器病学会(Digestive Disease Week 2014)、Su1467で発表 (2014)